hyakkoのwixoss日記的な

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GP5thで使用したみこみこと新弾発売1週間での環境で選んだ理由

名古屋GP5thお疲れ様でした
GW期間での開催とあって結構どこ行っても人いっぱいでしたね。

さて268人とほぼ上限いっぱいの参加人数で行われたGP5th
新弾発売してわずか1週間という短い調整期間での大型大会とあっていかに環境を読むかの戦いだったと思います
そんな中、私はなんと……

……準優勝でした!!!

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GP3rdと同じく、また一歩及ばず……悔しいねぇ
さて、そんな今回の勝利を導いてくれたデッキの紹介です

 

 

 

レシピと戦績

まずは戦績
白黒メル    先〇
青黒ユキ    先〇
青緑ナナシ    後〇
青緑黒タマ    後〇
青赤ナナシ    先〇
緑黒白タマ    後〇
予選全勝2位通過

青黒ユキ    後〇
緑黒白タマ    後〇
チームリオン    先〇
赤緑ピルルク    後×

そしてデッキレシピはこちら

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新弾ルリグ達を1週間で総評した結果

今回は新弾調整期間がほぼ1週間しかないものの、マユ含めた新規6ルリグのデッキ構築と評価添削をある程度まで行えました
その中で新規ルリグからの候補からはリメンバとナナシが候補になってました。
簡単にそれぞれのルリグの評価を挙げると

・リメンバ
ハンデス環境が予想されるため、パートナーやルリグ効果が手札補充に特化していて火力も申し分ない。
イノセントバトル採用によりリフレッシュ耐性もあるのが◎のため候補に。

・ヒラナ

ルリグ本体でエナ焼きと点要求を持っているため動きにぶれが少ない火力デッキに。
黒点の記憶、ゼノクラのどちらか片方の対策札だけであれば貫通できる構築にはなったものの、両採用や前期終盤のTier1だったユキに対して不利なため見送ることに。

・ピルルク

全体的に安定しているデッキタイプ。
安定感も高く、連戦前提のGPには悪くなかったものの、みこみこに先行取られた際の不利具合が尋常じゃなく悪かったため見送りに。

・緑姫

ルフレンドとテングザルを利用したアシスト貫通ができ、エナリソースが安定する形に。
ただ、現環境が黒点の記憶+アシスト軽くして早乗り型と、メルアシストを採用する形が多く、アシスト貫通を生かせる試合が少ないと判断して見送り

・ナナシ

デッキイメージは動きが安定した、新時代のチームデウス
何もしなくても勝手にリフレッシュまで行け、パートナーの性能を利用した盤面形成などの安定感が新弾随一に。
ピース候補も結構いろいろ検討でき、構築の幅も広いため候補に。

といった感じでリメンバナナシが候補になっていました。
ただ、リメンバに関しては私の早計な判断により直前のセレモニーでデッキを開示していまい、いくつか初見ポイントもあったためバレると勝率もさがるため泣く泣く見送りに。
GP使用候補が新弾からはナナシだけになりました。

過去ルリグも確認しないと、と一応候補だけ上げようと少しだけ全弾環境ルリグを確認します。
・ユキ
前環境の上位ルリグ
変更点がアキノを投入するぐらいでさほど構築が変わることがないため、構築をほとんど考える必要のないデッキタイプ。
ナナシやピルルクに微不利ではないかということでいったん候補から外れました

サシェ
旧ルリグから、ディソナ祭でも一定数いたサシェ
ディソナを組み込むことでさらに強くできることを新弾発売直前の白窓で実証していて、候補の一つでした。
ただ、新ルリグの研究で時間を使ってしまい、ディソナ外のルリグまで手が回りきらなかったため、いったん保留という形に。

・みこみこ
前環境では黒点の記憶やメルアシストが環境に蔓延っていたため、ミコオシの通りが良すぎる現ハンデス王者。
後述するLOVIT//ディソナとの相性がよく、新環境下で幅広く対応できそうだったためこのルリグを使用することにしました。

 

 


みこみこのつよさ

端的に上げるのであればみこみこの強さは以下の3点です。
・ミコオシによる時間差の連続ハンデス
・手札どころかエナも削れる
・青なのに本体が1面除去を持っている
では順に書いていきます。

・ミコオシによる時間差の連続ハンデス
やはり一番の強さはパートナーであるミコオシのハンデスです。
アタックすることで相手の手札を枯らし、返しでピースなどで回復しようとしてもエンド時に親衛隊で再び手札が枯れてしまい、ほかのハンデスデッキと違い復帰も困難にさせます。
なにもしてなくても勝手に相手の手札がなくなっていた、なんてことも多いです。

・手札どころかエナも削れる
ハンデスデッキでは、相手の手札がなくなったからあとはダメージ与えるだけ、となるのですがみこみこは違います。
手札がなければエナを削りだせます。
ルリグのドローロック効果でたまらず相手は1コスト支払いリソースを完全にそぎ落としていくことができ、結構な試合で
「手札もエナもない、ドローフェイズ1枚しか引けない」
という状況にさせたこともあり、一度はまればなすすべもなく一方的なものにできます。

・青なのに本体が1面除去を持っている
ただいくら相手のリソース削っても……点要求が足りな……くならないのも大きな利点です。
ハンデスをミコオシに任せることで点要求のカードを多く採用できるどころか、なぜかセンタールリグがエクシードで1面自由に面を開けられるので、そう簡単にこちらの点要求が鈍ることはありません。
エナも手札も焼却できて、点もしっかり取れる。
もちろん弱いわけもなく、無事GP持込デッキとして採用されました。

 

 


アシスト構成や新規採用カードたち

そんなプロハンデスルリグのみこみこですが、前環境では青青赤での構成が流行っていました。
これは主に
・みこみこ側の手札も安定しづらい
・ルリグデッキ内である程度点要求を出来るようににしないといけない
という課題があったためです。
ただ、新弾により、前者は《不穏☆FU☆ON!》、後者は《LOVIT//ディソナ》がすべて解決してくれたため、3色でよりデッキの選択肢を作りやすくなりました。

採用一覧

・アシストエクス
赤はエナ焼きもでき、なぜかlv1でドローできるエクス。
なんで赤でドローアシストを作ってしまったんだ……。


・アシストゆかゆか
もう片方にはハンデス環境を読んでさらに手札補充をするためにゆかゆかを選択。
花代やナナシなどに防御数足らずとならないようにゆかゆかのlv2を《ぶっぶー》にしています。


・不穏☆FU☆ON!
実質軽くなりさらに強くなったサマーライブブルー。
基本的には3t目にミコオシと合わせてゼノクラでもどうにもならないまでのハンデスを行いながら点を取る用になります。
相手にゼノクラがなさそうな雰囲気があれば2t目に使うこともあります。

・ディソナンス
不穏じゃないほうのピース。
ハンデスミラーが起きても、こちら側の盤面再現率を高められるようにゼノクラではなくこちらを採用。
ランデスであるデスビームやGoToに対してはそもそも後述するプレイングによりカバーするのでいらないと判断しました。

・LOVIT//ディソナ
新弾最強シグニ
盤面に2体立てたら、2色バニラだろうと2枚までならエナにあってもメルやマドカアシストを1面防御にしてしまうありえん性能。
みこみこの足りなかった火力を補助してくれ、
みこみこの足りなかった終盤のエナ焼きを担当してくれ、
ミコオシの足りなかったパワーラインを上げてくれる。
このデッキのエースといっても過言ではないです。

・サデスタル
リメンバのパートナーシグニ。
主にサバ回収担当枠。
今まではゆかゆか//ディソナがサバ回収をしていたが、コストが白無のためなのと、しっかりパワー12000のため採用。
ディソナンスから無理やりサバにアクセスできるのが優秀です。

ラグエル
lv2、8000の点要求枠。
自身がダウンしてしまうため、点要求が鈍ることもあるがそれを加味してもパワー8000が優秀な一枚。
サデスタルのための白エナにもなり、リミット7の時の盤面322を作るためにも使うため多めに入ってます。


・ミルルン//ディソナ
対ピルルクです。嘘です。
ライフバーストがEXTRAと同じでルリグを止められる、パワー8000の青いディソナ。
バクチクにより序盤のパワー5000があまりにも信用ならないため、可能な限り8000のパワーラインを採用したいため、最初はララルー//ディソナだった枠をすべてこちらに変更。
たまにスペルへの負荷も活躍しました。

 

 

有利不利な対面


黒点の記憶やメルのようなミコオシを止められない防御に頼ってるデッキには大体有利です。
ただ、エクシアに対しての対策がほとんどできていないため、ハンデスしてもなおしっかりエクシアを立ててくると結構厳しい立ち回りを強いられます。

あとGPではなぜか勝てていますが、実はナナシに結構不利寄りです。
ミコオシが10000しかないため、シャドウと言えたら少しは楽になるんですが、ミコオシがハンデスした後棒立ちされるとナナシ側が結構適当にやっても盤面溶かされるのでパワーラインを意識しながらの戦いをしなければなりません。
なんなら対ナナシのためだけにノヴァ//ディソナが入っているまであります。

ゼノクラもなく、アイビー//ディソナも採用していないため、一見するとGoTo系のエナ焼きに不利をとっているように見えますが、そもそもGoToぽい相手にはlv3にグロウしないです。
アシストを乗り切るか、そのターンで倒しきれそうなら3へグロウします。
まぁそんな動きを強いられているんで結局不利なのには変わりないんですけどね……

 

 

 

 

とまぁこんな感じです

まだ新弾発売一週間のため

ここからどんどん改良したり、周りも洗練されていくと思います

このGPの結果から、どんな環境になっていくか楽しみですね

それでは~